1.時間と手間と少額単位
兼業や副業での投資となると手間と時間をかけられないケースもあるかと思います。
筆者自身も実際本業が忙しい時期ならせいぜいチャートやニュースを見るだけで精一杯ということもしばしばあります。
個別株を指値(いくらで買うか、もしくは売るか金額を指定する)で予約するということなら出来ますがリスク分散で投資となると数多の銘柄を追いかけるのも面倒になるケースがあるかと思います。
また、個別株は最低購入価格が高くなる場合も多く、分散するには多額の資産が必要となって購入しづらい方も少なくないかと思われます。
ちなみに私のメイン証券会社のSBI証券ではS株という1株単位で変えるサービスもあります。
少額だと金額に対して手数料が割高にはなりますが、試しにやってみたいという人には良いのではないでしょうか。
2.ETFという選択肢
筆者がオススメしたいのがETF(上場投資信託)となります。
ETFではとあるジャンル(例えばハイテク、インフラなど)に属する企業の株を運営会社が選定、数%ずつの割合で組み合わせることで分散と同じ効果を持ち、かつ1単位を少額にすることで購入しやすくしてあります。
日本株のETFで一例をあげると
NEXT FUNDS 自動車・輸送機(TOPIX-17)上場投信(1622) | NEXT FUNDS
組合せは上のとおりズラッとなってます。
※採用銘柄は60以上あり画像で表示すると長くなるので見たい方はリンクから「組入銘柄情報」をご覧ください。
要は分散の面倒を見ていただけるというものぐさにはありがたい商品だと思います。
私は日本株のETFは少ししか持ってませんが、米国・海外ETFは持ってます。
この記事を書いている2022年7月時点では株はどちらも軟調ですが、長い目で見て日本よりは米国・海外と筆者は考えてます。
分散という意味では日本も海外も持っておくべきかと思います。日本の現在そして将来の低迷は世間でもよく言われますがどう転ぶかは分かりませんので。
一番のリスクは何もしないことだと思います。
3.定期買付とは
さらにこのETFを定期買付するという手がありますのでご紹介させていただきます。
上記画面のように「定期」とある銘柄は、週1回や月1回といった頻度、購入数量を指定して定期買付が可能です。
上記が定期買付時の画面です。月のうちの日付を指定したり出来ます。
買い方も株数にするか、金額を指定することも出来ます。
金額指定の場合、価格が上って指定金額以上になれば買いをせず、逆に下がって2口分購入する、なんてこともあります。
特に長期投資においては一定額を購入し続けることが重要になってきますので、筆者はこの定期購入を毎月一定額しています。
市場には様々な種類のETFがありますので、ご興味あれば調べて購入されては如何でしょうか。