投資を本格的に始めて3年、成功する投資家の考え方というのはかく有りきというものが少しづつではありますが理解出来てきました。様々な格言もあります。
今回はそう言った投資家が持つべき心構えについてのご紹介です。
1.悲観で買い楽観で売る
投資を始めれば必ず言って良いほど聞く格言です。
ただ分かってはいても出来ている人はかなり少ないと思います。
人間どうしても上がっているときに飛び乗りたくなる気持ちが高まります。
上の図はサイコロジーオブマーケットサイクルという有名なものです。
マーケットの投資家心理の循環を表したものです。
英語なので分かりにくいかもですので以下の図も参照までに
表現は若干ちがいますが投資家心理のサイクルを端的に表してます。
実際相場を体験してみるとまさにこんな感じです。
相場全体の気分が盛り上がっているときに自分も盛り上がり、買ってしまうのです。
下がるときには一気に下がる(暴落)ことが多いので、その時は逆に絶望の淵に追い込まれ、買う気力が奪われます。
投資で上手く立ち回るにはこの心理を理解し、逆の行動をとるくらいのことをすべきです。
まさに「悲観で買い楽観で売る」となります。
繰り返しますが、やってみると案外難しいです。
2.待つのも相場
休むも相場とも言います。
色々な意味を持つと思いますが、筆者は以下2点です。
・悲観で買ったあとひたすら待つ
・負け続けているときに休む
特に1つめは経験上重要と思ってます。
筆者は買った途端急騰してすぐ利確(利益確定)出来たなんてケースは滅多にありません。
(上手な人ほど出来るのかもしれませんが)
特にチャートに張り付いていられない兼業や副業の投資家の方々は買ってからひたすら待つ状況の方が多くなるのではないかと思います。
専業でスキャルピング(超短期で売り買いを繰り返し値幅を得る)ようなことでもない限りすぐに利益が得られるとは考えないほうが無難です。
3.常に余力残し
余力を残すという意味も色々あります。
まずは何といっても資金
常に余力を残しておかないと悲観で買うことが出来ません。
多くの失敗者は盛り上がったときに資金を全てつぎ込んでしまった結果です。
これはもはや投資ではなくギャンブルに近いと思います。
資金でいうと、借金をして、あるいは借金の返済分に手を付けて投資する人がちらほら見かけます。
返済日が迫ったときに投資で損を抱えている状況だと損失確定で決済し返済のお金を工面するハメになりますので激しくオススメしません。
あとはメンタルです。
連戦連勝はほぼ確実にあり得ません。負けたときは激しく落ち込みますが自分なりの解消法を考えて次に繋げたいものです。投資は継続が大事です。
過去の上記記事でも触れましたが、投資家の9割は損をしますが、やり方の問題と心構えの問題の両方があると考えてます。
やり方はコツコツ学ぶとして、心構えも持っていたいものです。
必ず勝つとまではいきませんが、勝率は上がると思います。
今回の記事が皆さんのお役に立てば幸いです。
ともに投資に励みましょう!