銅は買うべきか ~Dr.Copper(ドクターカッパー)と呼ばれるワケ~

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1.身近で欠かせない金属「銅」

筆者の個人的に買うには及ばないですが、最近知って面白いと思う銘柄が「銅」になります。

銅といえば身近な金属のイメージです

  • 10円玉
  • 銅線
  • 銅像
  • 鍋・やかん

と適当に思いつくだけでもいろいろ出てきます。

加工しやすく、熱や電気を通しやすく、腐食しにくく、抗菌作用がある
工業製品にも身近な日用品にも欠かせない金属です。

2.景気の先行指標

この「銅」ですが投資界隈では景気の「炭鉱のカナリア」とか「ドクターカッパー(銅先生?)」とか言われているようです。

参照元 : 銅価格の推移(1980~2022年)(単位: 円) – 世界経済のネタ帳 (ecodb.net)

年次でみると上記画像のとおりの推移です。

直近のチャートです。
今年の4月中旬ごろから急落していて今は1,000円/㎏(1gだと1円)くらいになってます。

先に記載のとおり銅はありとあらゆる工業製品に用いられるため、その価格変動は景気を反映するといわれており、実際に製造業の景況と連動するようです。

2.銅は買うべきか

個人が資産のポートフォリオとして組み込む必要はあまり無いと思います。
資産としてとらえるなら金の方が有用でしょう。

現物が必要なのは工業製品で用のある企業くらいでしょうか。

余談ですが少し前まで銅の窃盗のニュースが割と頻繁にありました。

「毎日のように侵入」銅線など金属の盗難相次ぐ…中継可能な防犯カメラで対抗 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

銅線の他、消火栓のホースの筒先に使われている銅も被害にあっていたようです。
盗難するにしても1円/gのものを売って稼ぐには相当の労力だと思いますが…

銅の価格が景気を反映するのであれば、銅の窃盗多発は景気のバロメーターだったのでしょうか。

資産としてはともかく、景気の指標として注目する価値はありそうです。

  

  

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